
ネットオフVSベクトルについて徹底解剖
数あるブランド買取ショップからどのお店を選ぶのか、というところは悩む人が多いと思います。
それはどのショップも同じことを言っており、差別化が難しいという理由が一つあります。
その中で他と違う特徴を持つ2つのサイトを比べてみます。
一つは様々な中古品の買取をする「ネットオフ」、もう一つはアパレルを中心に買取をする「ベクトル」です。
2つのサイトを比べることでブランド買取に必要な情報を再確認しましょう。
ネットオフのメリット・デメリット・買取ジャンル
TSUTAYAなどを経営するカルチュア・コンビニエンス・クラブの傘下であるネットオフでは、販売を利用するとTポイントが貯まるというメリットがあります。
古本、コミック、CD、ゲームソフトなどを取扱うほかに、「ブランド&総合買取コース」としてブランドにも力を入れています。
ネットオフのメリットしては、送料・査定料・振込手数料・キャンセル料に加え、査定額に納得がいかなかった場合の商品の返送料もすべて無料であることが一つあります。
また、入金が早いというのも大きなメリットでしょう。
お金が欲しくて売りに出しているのですから、お金が早く入ってくるに越したことはありません。
最短で商品がネットオフに着荷してから2日で振込ができるのだそうです。
宅配キットは5箱まで無料です。一度にたくさんのものを査定に出したい場合でも安心ですよね。
たくさんのものを売りたい場合に嬉しいのが、ブランディアと同じく取扱い品目が多いという部分です。
売る場を広く持っているネットオフならではです。
デメリットとしては、査定が厳しく高値がつかないことです。
価格がつかない場合の理由がハッキリしていないと納得できない、ということにもなり得ません。
またネットオフ全体の中でハイブランドの割合が少ない=取扱いが少ないというのも、ブランドの買取に興味がある人には大きなデメリットとなります。
そのネットオフの買取ジャンルは、ブランド・バッグ・財布・時計・ジュエリーアクセサリー、デジタル家電&カメラ、携帯電話、楽器・ホビー、金・プラチナ、スポーツ・アウトドア、キッズ・教材、文房具、装身具、和物・和楽器の10ジャンルです。
ベクトルの特徴(メリット・デメリット・買取ジャンル)
続いてベクトルを見ていきましょう。
ベクトルのメリットはアパレルブランドの取り扱いNo.1をうたっているだけあり、他買取サイトでは買い取り対象にならない服も買い取ってもらえることでしょう。
取扱い商品数は10000以上ということで、アパレルブランドの多さにも驚きますが、それらすべてを対象にするベクトルにも恐れ入ります。
また、査定のみは無料、宅配キットも無料といった売るための準備・負担はベクトルがしてくれます。
このあたりは、ネットオフでもしているので、基本部分ではあります。
あと、他買取サイトやショップを利用したことがある人限定ですが、他店での査定額よりも高額買取をするというキャンペーンも実施しています。
それでも査定額に納得がいかない場合は、返品もOKです。
この時の送料もベクトルが負担してくれているので、本当に至れり尽くせりです。
どうせ捨てるつもりだった……という場合には、捨てる手間もないので、一度試してみてはいかがでしょうか。
デメリットでは、少ないけれど買取できないものがある、ということでしょう。
たとえば、使用した靴下、水着、ハンカチ、タオルなどです。
確かに、それが再度販売されたときのことを考えて、自分自身が人が使用した靴下や水着を使いたいか、というと微妙ですね……。
ハンカチはまだしも使ったタオルもまた厳しいというのはわかるので、買取不可のものは常識の範囲だと思います。
またタグを切ってしまっている服も買取不可対象になります。
毛玉・毛羽立ちがあるボレロも買取してもらえなかった、という方がいたようです。取扱いジャンルはアパレル、アクセサリーと少ないですが、取扱ブランドは多いです。
当サイトとしての判定
ブランド買取でどちらがよいのかとなると、今回は「ネットオフ」に軍配を上げたいと思います。
ネットオフはブランド品以外、ベクトルはアパレルメインとなりますが、多くの人が買取を考えるのはバッグや財布です。
そうなるとどちらかいえば、ネットオフがより流通量や買取実績が多いのではないかと判断しました。
両社の実際の買取金額
では両社の実際の買取金額はどのようになっているかを見ていきましょう。
アイテムはルイ・ヴィトンを代表する「ダミエ ネヴァーフルMM N51105」です。
ブランドネットでは55,000円、ベクトルでは60,000円の買取実績があります。
口コミ対決
最後に両サイトの口コミを見ていきます。
ネットオフの良い口コミは対応がスピーディである、丁寧であるというものが目立ちました。
悪い口コミでは、買取希望者が思っているよりも価格が低いことがあるというものでした。
ベクトルは、よい口コミは「高額買取をしてもらえた」「査定が早い」が目立ちました。
一方、買取側の悪い口コミはあまりなく販売側の「商品状況が悪すぎる」「情報が間違っている」などの悪評は多かったです。
