
ブランディアVS銀座パリスについて徹底解剖
ブランド品を売ろうと思ったとき、多くの人は買取価格を重視すると思います。
または持っているブランド品や商品が売れるかどうか、というのを気にする人も多いでしょう。
はたまた売りたいものが正当な価格で査定されているのか、という部分を気にする人もいるでしょう。
よいものにはよい価格を、そうでないものにはそれなりの価格をといった方が納得できる方も多いかと思います。
今回は、買取価格の査定の仕方に重点を置いて、2つのサイトを比べてみたいと思います。
比べるお店はyahooの年間ベストショップにも選ばれたブランディアと専門の査定士が常在する銀座パリスです。
まずはブランディアから見て行きましょう。
ブランディアのメリット・デメリット・買取ジャンル
買取ショップの大手と言っても過言ではないブランディアは積極的に広告をし、ブランド初心者の方が利用する機会を増やしてくれています。
ブランディアの人気を支えるのは「幅広い取扱い」と「適正な査定価格」です。
ブランド品を売ろうとした経験のある方には馴染みがあると思いますが、どんな商品でも販売できるということはありません。
切れてしまったネックレス、傷のついたブランド品、ノンブランドの貴金属など、売値の付かないアイテムは多々あります。
ブランディアでは、買取したアイテムをインターネット市場を利用して販売しているので、実店舗のみの質屋に比べると利用ユーザーには雲泥の差があります。
ということは、「値段がつかない」アイテムでも欲しいという人が見つかれば商品価値があると見なされる、ということでブランディアでは取扱いしてもらえるアイテムが多く、またその基準も幅広いということになります。
また、買取価格に関してはブランディア独自の市場相場マーケティングシステムである『DeCoシステム』を導入しているため、 常にその市況にあった「適正な査定価格」が提示される仕組みを持っています。
いろいろな事情から一時だけ爆発的な人気の出るブランドやモデル、カラーがあります。
そういった変化にも柔軟に対応しつつ、定番で人気のあるものについては大きな上下幅を持たずに買取をしてもらえるという安心感もあります。
このようにブランディアでは買い取ったものを販売するルートを持ち、偏りない価格を提示することでコンスタントに利益があり、結果としてスタッフの質や取引する商品の質などを上げることができているのです。
さらに初心者に優しいサイト作りも忘れてはなりません。
自分の知りたい情報ならどこを見ればいいのか、というのが分かりやすいのもブランディアサイトの特徴です。
この大手ならではの安心が、利用者にとって大きなメリットとなることは間違いありません。
対してデメリット面は、先ほどの「適正な査定価格」が裏目に出て高額買取をしてもらえない、ということです。
よくも悪くも偏りなく買取をしてもらえるため、例えばシャネルなどの専門店や強化店と比べるとどうしても買取価格面では安くなってしまいます。
あくまでも価格重視ということであれば期待に沿えないこともありそうです。
そうは言っても、それ以外のフォロー面(スタッフ・サービス・ホームページの見易さ)などを考えれば、初心者から玄人まで気持ちよく利用できるショップには間違いありません。
ブランディアの買取ジャンルは、バッグ、財布、アクセサリー、腕時計、靴、トップス、ボトムス・スカート、その他洋服、その他の大きく7ジャンルとなります。
取扱いブランドは6146件と幅広く網羅しています。
銀座パリスのメリット・デメリット・価値折りジャンル
続いて、銀座パリスをみていきましょう。
銀座パリスは2010年に設立した店舗ショップです。
またフランチャイズでの展開も積極的にしており、関東圏を中心に次々と店舗をオープンしています。
創業から5年、今勢いのある買取ショップの一つと言えます。
銀座パリスを使うメリットは、査定が早いこと、査定士がジャンルごとにおり審美眼・査定が確かというものが大きいです。
それに加え、銀座パリスでは宅配買取での運送保険を付けてくれています。
1箱の段ボールにつき上限金額30万円まで補償されるので、ブランド品や骨董品を入れても安心して配送できますよね。
買取した商品については、買取した商品を実店舗やオンラインストアなどの自社販売ルートでさばいており、買取から販売まで自社になることで途中でマージンを取られることがないため、高額買取が期待できます。
特に銀座パリスの利用者で高い評価をしているのは地方に住む人たちです。
地方では、ブランド品や骨董品などを売りたい場合に近隣に買取を実施している実店舗がないと悩むケースがあります。
そのような場合に、宅配買取を実施している、しかも査定が早いというのは大きな魅力になります。
高齢者が多いまたは実際に買取ショップを使用した人が周りにいないなど、地方という特性上、査定の真偽(正しい査定がされているのか)を不安に思うことが多いというのも銀座パリスが受け入れられる理由でしょう。
そのようなこともあり、一度銀座パリスを利用した人のリピーター率は高いです。
デメリット面は、公式HPに掲載されていないブランドは取り扱い不可のため、送る前に対象ブランドか否かを確認しておいたほうがよいです。
またフランチャイズでのオープンが相次いでいますが、それも関東圏に集中しており、地方の実店舗が少ないというものメリットといえるのではないでしょうか。
ネットが広がっているとはいえ、どうしても直接スタッフと話したいと思う方もそれなりにいるかと思います。
その買取ジャンルは、ブランド品、腕時計、ジュエリー、金・金製品、プラチナ、切手、お酒、骨董品の8ジャンルです。
ちなみにブランド品だけで見ると43ブランドと高額買取商品に焦点を当てているのがよくわかります。
当社としての判定
ではブランディアと銀座パリス、どちらのサイトがいいかとなると当サイトではブランディアに軍配を上げたいと思います。
実際の査定額ではブランド品の取り扱いが多い=データが多いことでブランディアの方がよい査定額が出るパターンも多いです。
しかし銀座パリスにしかないジャンル(骨董品や切手など)もあり、そういうジャンルでは銀座パリスがより正当性のある査定額を出せるでしょう。
どちらも一長一短ではありますが、銀座パリスはプロの目とはいえ査定士が人間であるということで、そこには一定の偏りが生じる可能性が高いからです。
一方ブランディアは、金額査定に関してはシステムを導入しているため、そのような偏りが少ないと思われるからです。
実際の買取金額
実際に同じ商品を買い取ってもらった際の金額をみてみましょう。
商品は人気の高いアイテムである「エルメス パーキン30」です。ブランディアでは700,000円、銀座パリスでは58,4000円でした。
状態までは確認できなかったため、同一商品の買取金額比較とはいえませんが、一定の基準とはなるでしょう。
口コミ対決
最後に2つのサイトの口コミを確認してみます。
ブランディアの良い口コミでは、幅広いジャンルを取り扱っていること、比較的どんなアイテムでも査定してくれるというものが多いです。
悪い口コミでは、買取金額が高くない、安く買い取られたというものが多かったです。
次に銀座パリスですが、良いものは査定が早い、査定士がジャンルごとのプロである、というものが多かったです。
悪い口コミでは、ブランドの取り扱い数が少ないというものでした。
