

コーチ(COACH)について
COACHは家族経営の皮革小物工房としてマンハッタンでスタートしました。
1941年アメリカニューヨークで、マイルス・カーン、リリアン・カーン夫妻達が友人ら6人と家族経営の皮革小物工房としてマンハッタンのロフトでスタートしました。
その20年後、コーチの前身のゲイル社から社名を変更し、ここから「COACH」になりました。
ちなみにCOACHというブランド名の由来はアメリカ開拓の象徴ともいえる馬車(COACH)にちなんだブランド名であると言われています。 使い込むほど手に馴染む野球のグローブを参考に皮の美しさ、丈夫さを生かし、一つ一つ手作業でバッグを作っていました。
1962年現在のコーチのブランドイメージを築く大きな転機が訪れます。
女性用の手作りのレザー・アクセサリーの新しい事業のために、映画「王様と私」の衣装や、IBMのユニフォームをデザインしたボニー・カシンにデザインの担当を依頼しました。彼女は、買い物袋から発案したカジュアルバッグ「カシン・キャリー」を発表、これが当時としては先進的なデザインであったため、大ヒットを記録します。
彼女はキネクティック・アートやオプ・アートを取り入れたデザインによって「バゲット・バッグ」「ダッフル・サック」など次々と画期的なバッグを生み出し、上質で飽きのこないデザインというブランドイメージを確立しました。
クリップ式の金具や「ドッグリーシュ」の金具も彼女の発案です。
1988年には、三越との提携により日本進出し、ここから日本人に馴染みのあるブランドとして認知されるようになりました。
1996年会長ルー・フランクフォートは、COACHのファッション面を強化するために、ラルフ・ローレンを経てトミー・ヒルフィガーのデザインやマーケティングを担当していた、リード・クラッコフ(現社長兼エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター)を抜擢します。
リード・クラッコフはボストン生まれ、ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインに通い、ラルフ・ローレン等を経て96年12月コーチに入社。商品デザインやブランドイメージの統一を行い、コーチをライフスタイル・アクセサリー・ブランドへと発展させました。
2000年には、COACHの代表シリーズシグネーチャーを発表します。
CCロゴのモノグラムデザインで、現在ではコーチといえば、このデザインを頭に浮かべる方が最も多いのではないでしょうか。
また、財布・小物からボストンバッグまで取り揃えており、種類は豊富なことでも知られています。
伝統のレザー商品から、新しい素材とレザーの組み合わせ、パステルカラーや原色などを積極的に取り入れ、スタイリッシュブランドへと変貌をとげた「COACH」。
老舗ハンドバッグブランドとしてアメリカを代表するブランドであり、これからもCOACHのデザイン力から目が離せないでしょう。
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