
オメガについて
オメガ(OMEGA)の誕生
日本でも有名なスイス時計の代表ブランド、創業は1848年スイスのラ・ショー・ド・フォン。 弱冠23歳の若者ルイ・ブランが懐中時計を組み立てるための工房を開いたのが始まりです。その後、息子ルイ・ポールと共に「ルイ・ブラン&フィルズ」社設立し、1889年には、従業員600人、年間製造個数10万本というスイス最大の時計メーカーに成長しました。
その時、すでに創業者のルイ・ブランは死去、息子ルイ・ポールとセザールが経営を担っていましたが、社名は、まだ「オメガ(OMEGA)」ではありませでした。
1894年に、後の社名となる伝説の高性能ムーブメントが誕生します。 このムーブメントには、「これ以上の完璧は不可能。究極。」という意味を込め、ギリシア語のアルファベットの 最後に登場する「Ω(OMEGA)」と名付けられます。のちに、この「オメガ(OMEGA)」が社名となります。
オメガ(OMEGA)の躍進
1900年代に入り、精密な時を刻む時計「オメガ」として様々な快挙を達成します。 1932年のオリンピック・ロサンゼルス大会以来公式計時を務めるなど、名実ともに「最高精度の精密時計オメガ」 という名を確立しました。
1940年代から1950年代には、現在のオメガコレクションの原型ともいえる腕時計が発表されます。 これにより、オメガは更なるステージに躍進していきます。
その当時として画期的な防水機能を持った「シーマスター」さらに、ベゼルの回転機能を持った「シーマスター300」天文台コンクールでの優秀な成績を象徴する「コンステレーション」人類初の月面到着に宇宙飛行士が装着していたクロノグラフの代表モデル「スピードマスター」などになります。
オメガ(OMAGA)の代表作「スピードマスター」
人類が初めて月に降り立ったその時、NASAの宇宙飛行士が装着していた時計が、「スピードマスタークロノグラフ」でした。 これにより、スピードマスターは「ムーンウォッチ」と呼ばれるようになります。その後も月で着用された時計は他にありません。
もちろん、たまたま宇宙飛行士が装着していたなどということはありえません。 「スピードマスタークロノグラフ」は当時アメリカ航空宇宙局が行った様々な過酷なテストをクリアした唯一の時計だったのです。その過酷なテストは、無重力と磁場、極度な衝撃と振動、そして-18~+93℃に及ぶ温度という条件下でも正確に時を刻むかを試される、時計としての本質をはかるテストでした。
しかも、そのスピードマスタークロノグラフは、特別に宇宙仕様へ変更したものではなく、その当時から、店頭で売られていた市販品だったのです。
これは、オメガの高性能時計へのこだわりとその技術力の高さを証明する出来事になったのです。現在では、プロの使用に耐える精密時計という意味で製品名に「プロフェッショナル」が加えられ、当時の手巻きクロノグラフ・ムーブメントとデザインを採用し、生産されています。
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