
ボッテガ・ヴェネタ(BottegaVeneta)について
熟練した職人の技こそがブランドの象徴
ボッテガ・ヴェネタは、1966年北イタリアのヴィチェンツァにて創設されました。イタリア・ヴェネト地方の熟練した革職人の伝統、クラフトマンシップに深く根ざした最高品質のアイテムを展開しています。その哲学は、「自分のイニシャルだけで十分(When your own initials are enough)」という有名なモットーに表れています。現在では、バッグ、小物、アクセサリーなどの高級革製品を中心に、ウェア、2011年からは香水も展開しています。
ボッテガ(工房)の名の通り一つひとつ手作業で行われ、ブランドの代名詞でもある「intrecciato(イントレチャート)」は短冊状に裁断した皮革を編みこんでいく皮革加工があり大変手の込んだ職人技で、それ自体が「ロゴをつけない」ボッテガ・ヴェネタの象徴となっています。革紐で編まれたサンダルは、柔らかく、履くとその人の足型に合わせて伸び、軽やかにフィットするため愛好家も多いアイテムです。「とろけるようなシルクのようだ」とも評される、触れ心地のよい革製品はブランドの真骨頂といえます。2001年にはグッチが78.5%の株を取得しグッチグループ(現在:ケリング)に入り、クリエイティブ・ディレクターにエルメスやソニア リキエル・オムでのデザイン経験があるトーマス マイヤーを迎えました。彼は現在もクリエイティブ・ディレクターとし活躍しています。ブランドの持つ重厚なテイストにマイヤーの革新的なスタイルが融合することで、更に魅力ある商品が生まれるようになりました。特に、光沢のある新「intrecciato」、ピラミッド型のショルダーバッグは人気を集めています。革素材だけでなくカジュアルで安価なナイロン素材の「ヴェネタシリーズ」、「ビーズバッグ」、コットン素材のバッグも作られ若い女性の間でも人気を高めています。
世界の人気ブランドへ成長
ケリングの資本力とデザイナー・トーマス マイヤーのディレクションにより、ブランドは急成長しています。世界中でも店舗数が増え、日本では2002年にトーマス マイヤーが監修を務めたコンセプト旗艦店「ボッテガ ヴェネタ青山」が、2007年には世界最大規模の旗艦店として銀座店がオープンしています。
メジャーリーガーのイチロー選手がインタビュー中、「intrecciato」の財布を持っていたことで火が付いた日本での人気の高さを裏付けています。ボッテガ・ヴェネタは、その熟練した職人技を守り続けるため、2006年に次世代の職人を養成する学校も開講しています。
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